亡き父の兄弟や甥姪にも相続放棄して欲しいが、疎遠な関係にある

  • 女性
解決事例
属性 主婦 エリア 武蔵村山市
期間 3ヶ月 年齢 60代
負債額 約1800万円 その他

相談時の状況

お父さんが亡くなり、相続人であるOさんと他の3人の子から、相続放棄の手続きの相談を受けました。
お父さんは過去に事業を行っており、その時の借金が多額に残っていた一方、資産として、実家の土地と、古い家屋を残していました。

古い家屋については、放置しておくと倒壊の危険もあり、今後の管理・処分に困っていました。
また、お父さんにはもともと兄弟姉妹が6人おり、長年、特に親戚づきあいもなく疎遠な関係にあり、誰が相続人に該当するのか、また連絡先も不明な状況でしたが、親戚に迷惑をかけたくないため、自分たちの放棄完了後、次に相続人となるお父さんの兄弟姉妹にも確実に相続放棄して欲しいとの要望がありました。

全員相続放棄をした上で、古い土地家屋を管理処分するため、相続財産管理人の選任も検討されていました。

提案内容

第一順位の相続人の相続放棄が完了次第、次順位の相続人を確定させるため、戸籍謄本等の調査代行を行うことをご提案しました。
また相続人が確定次第、専門家から相続人に該当される方にお手紙をお送りし、相続放棄手続きをご案内・ご支援させていただくことをご提案させていただきました。

結果

まず、第一順位の相続人となる子の相続放棄手続きを迅速に手続きしました。その後、相続人を確定させるため、依頼者から委任状を預かり、お父さんの次順位の相続人の調査・確定を行いました。既に亡くなっている兄弟も多く、調査には約2か月ほど時間を要しました。

調査の結果、お父さんの甥姪を含め、全部で15名の相続人がいることが判明しました。相続人に該当する方の住所も特定できたため、該当する方に、当事務所から事情を記載したお手紙をお送りさせていただきました。
皆さん、被相続人の名前も覚えていないような状況だったので、最初はびっくりされていましたが、相続関係説明図や、相続放棄が必要である現在の状況を丁寧にご説明させていただき、最終的にはご納得いただき、全員の相続放棄の手続きをご支援させていただきました。

次順位の相続放棄手続きに要する費用は、迷惑をかけられないということで、第一順位のOさん達が負担されました。次順位の相続人の方に相続放棄を行ってほしい場合は、手続きにかかる費用を第一順位の親族が負担することにより、協力してもらえる可能性が高くなります。また、直接当事者間でやり取りすると感情的になってしまうケースも多いため、話がうまく進まないこともあります。

第三者の立場にある専門家から、相続放棄しないことによるデメリットなどを丁寧に説明してくことが重要となります。

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