負債調査と相続放棄
故人の借金を知らず相続放棄できず困る事
借金を知っていれば相続放棄したという場合があります。。
故人が借金を隠していて、家族が知らなかった時に相続放棄できない事が発生します。
本人が隠すのに加えて、消費者金融等の金融機関は電話でも、当人相手でなければ社名は名乗らず、郵便物もわからないようになっています。
家族が相談を受けていない為、相続後に知った借金を相続放棄できない事態が発生するのです。
早く知っていれば相続放棄という選択肢があります。
相続放棄できずに借金を継ぎ、そのマイナス点が将来に重く圧し掛かります。
借金を相続放棄するためにどうするか?
相続放棄ができる間に、負債調査を行う事です。
それは、相続放棄のように専門家に相談し任せないと難しいとは限りません。
では、相続放棄が必要な時に備えて、負債調査の方法を見ていきましょう。
故人の部屋や持ち物で、書類は必ず確認を
相続放棄できなかった事を後悔する前に、書類の確認はしましょう。
まず、専門家等に相談する前に、相続放棄に重要な確認する書類として、郵便物と銀行の通帳が挙げられます。
亡くなった後も請求書等は届きます、中身は必ず確認してください。死後届いた郵便や、部屋で請求書等を発見すれば、相談するにも話は早いです。
クレジットカードや電話以外に、消費者金融や、住宅ローン以外でローン返済等の引き落としがあれば借金が残っている可能性が高く、相続放棄を考慮に入れ相談する必要があります。
また、故人が事業をしている場合で、税理士と契約しているのであれば相続放棄も含め、相談してみてください。個人事業で事業用資金を借りている場合もあるからです。
ただ相談しても、疑わしいだけでいきなり相続放棄をする事はないです。
相続放棄できる間に負債調査としてできる事
まず、相続放棄を考えるにしても、借金の額や相手をはっきりする必要があります。
その為、相続放棄を考える前調査として、故人の個人信用情報を問い合わせ相談します。
相続放棄を考える法定相続人である場合は割合簡単です。
相続放棄を考える法定相続人である証明として、戸籍謄本等が求められ情報を手にする事ができます。
問い合わせから弁護士や司法書士等専門家に相談をした方が相続放棄含め後に困る事が少なくなります。
また、相続放棄に絡む負債を知るには、クレジットカード会社、銀行、消費者金融、三つの信用情報機関とコンタクトをとる必要があるのも注意です。
相続放棄できるのは故人の死を知った後3ヶ月
借金も負の遺産であり相続や相続放棄される対象となります。
相続放棄できるのは故人の死後3ヶ月迄です。
勿論例外はありますが、遺産を相続した後では相続放棄も難しくなります。負債調査や相続放棄素人では難しいなら、専門家に相談してください。
また、個人信用情報機関に聞いて、相続放棄するにも、初動の書類確認早めの相談が大事です。
弁護士や司法書士は相続放棄のプロですので、相談すれば信用情報機関や、相続放棄に絡む必要書類等がすぐわかります。
相続放棄の期限を考え、個人情報機関への問い合わせする前から、専門家に相談し手続きを代理してもらう方法もあります。すると相続放棄までがスムーズです。
ただ、専門家への相談や相続放棄の書類作成、相続放棄迄の手続き代理は安くありません。
しかし、その相談で相続放棄が間に合えば問題はないでしょう。
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