市の法律相談で相続放棄は無理だと言われてしまった
解決事例
属性 | エリア | 神奈川県横浜市 | |
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期間 | 1.5ヶ月 | 年齢 | 27 |
負債額 | 250万円 | その他 |
解決実績 2013年11月 (神奈川県横浜市 U.M.様)
ご相談時の状況
市の法律相談で、死後三か月が経過しているため、無理だと断られた案件です。約15年前に母と離婚した父の相続放棄の相談でした。
最近になって債権者から通知が来たとのことでした。
生前、父親らしい事は何もしてもらえず、債務だけ相続するのは納得できないと憤りを感じておられました。
提案内容
3か月経過後プランをご提案し、戸籍謄本の手配、申述書の作成・提出、照会書への対応、債権者への通知を含めてのご支援をご提案しました。
結果
3か月経過後の案件でしたので、故人との生前の関係性、相続発生を知った状況などを詳細にヒアリングを行いました。
その結果、U.Mさんについては、故人とは、約15年以上、何も交流が無く、どこでどのような生活をしていたかさえ分からない状況で、今回、突然債務の請求が来てしまったこと等が分かりました。
今からでも裁判所に相続放棄を認められる要件が備わっていると判断し、その状況について重点を置いて申述書を作成し、照会書対応をしたところ、相続放棄は無事受理されました。
本時案では、最初に市の法律相談で、相続放棄は無理だと断られてしまった事案でした。そこであきらめず、自分なりにお調べ頂いて、実績豊富な当事務所にご相談いただいたことが、第一の成功のポイントだったかと思います。
法律家の中にも専門分野や、その方の解釈などがあり、相続放棄に関しても、原則通りの知識だけをもって、間違った回答をしてしまう専門家も残念ながらおります。
ひとりの専門家の意見だけに左右されず、複数の専門家に対して意見を聞く姿勢を持つことが重要と言えそうです。
公開日:
最終更新日:2016年6月29日